Professor Ming-hui Zhao

Ming-hui Zhaoは北京大学腎臓研究所所長ならびに医学部教授、北京大学第一病院の医長を務めている。彼は北京医科大学で医師としてのキャリアをスタートさせ、その後英国ケンブリッジ大学医学部にて博士号を取得した。Zhao教授の研究テーマは、腎臓病の免疫介在性炎症性病態や原発性および二次性糸球体疾患、自己免疫性腎臓病、補体介在性腎臓病などである。近年では慢性腎臓病 (CKD）の予防と治療についても関心を寄せている。

Zhao教授は臨床と学術研究分野での職責に加え、中国腎臓病予防医学協会会長、中国腎臓学会副会長、北京免疫学会会長、アジア太平洋腎臓学会実行委員会のメンバーも兼務している。これまでフランス国立医学アカデミー・サーヴィー賞（2018年）、Wu Jieping-Paul Janssen医学薬学賞（2016年）、中国医学科学賞（2016年）、中国予防医学賞（2015年）など、数多くの受賞歴がある。

Zhao教授はChinese Journal of NephrologyおよびChinese Journal of Internal Medicineの副編集長であり、Journal of American Society of Nephrologyの編集委員を務めている。彼は国際誌に450本以上の論文を発表し、h指数は54である。