Dr Navdeep Tangri

Navdeep Tangriはマニトバ大学で医学博士号を取得し、同大医学部および地域保健科学科の腎臓学部門准教授を務めている。また、ウィニペグ市のセブンオークス総合病院の腎臓内科指導医でもある。

Tangri博士は慢性腎臓病（CKD）患者の臨床意思決定の改善を研究しており、CKD患者の透析の必要性を予測するために世界中で使用されているKidney Failure Risk Equation（KFRE：腎不全リスク方程式）を開発し、現在はKFRE普及促進のため に複数の検証や実証に取り組んでいる。
さらにTangri博士は、進行したCKD患者の身体機能・認知機能に関する大規模な前向き研究を実施しており、治療の安全性と有効性に関する比較試験も実施している。彼はカナダ保健研究所（CHIR）、カナダ腎臓財団および国立衛生研究所 (NIH)から助成を受けている。 

Tangri博士はCKDの進行に関する研究業績に対して、CIHR New Investigator AwardやCIHR Foundation Awardなど多数の賞を受賞している。またAmerican Journal of Kidney Disease、Clinical Journal of the American Society of Nephrology、Canadian Journal of Kidney Health and Diseaseの編集委員、Current Opinion in Nephrology and HypertensionのEpidemiology and Prevention Issueのセクションエディターを務めている。これまでに270本以上の論文を発表し、国内外の学会にて発表している。